「まず命から守る」桐蔭学園ラグビー部と進める長時間心電図の挑戦— ホーム心臓ドックproで高校生選手の“見えないリスク”を可視化する理由

「まず命から守る」桐蔭学園ラグビー部と進める長時間心電図の挑戦— ホーム心臓ドックproで高校生選手の“見えないリスク”を可視化する理由 - kokoromil

Column

ヘルスケアに関するコラム

2025年11月11日

「まず命から守る」桐蔭学園ラグビー部と進める長時間心電図の挑戦— ホーム心臓ドックproで高校生選手の“見えないリスク”を可視化する理由

桐蔭学園高等学校ラグビー部は、高校ラグビー神奈川の強豪。
監督は藤原秀之氏(2002年就任)で、長年にわたり全国上位常連校を率いています。


桐蔭学園は、勝利と育成において“プロ並み”の基準を掲げつつ、高校生という成長期の選手たちの心身を守ることも重要視しています。


今回、ココロミルが開発した心疾患などの心臓リスク、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、ストレスの兆候を検出できる心電図「ホーム心臓ドックpro (以下:ホーム心臓ドック)」をレギュラー選手を中心に約22名に試験導入していただいたところ、検査が必要な生徒も実際に見つかりました。


法定の入学時心電図(学校保健安全法)では見逃されがちな異常が、長時間の心電図記録によって可視化されたのです。


「夢を追う子どもたちが、安心して全力を出せる環境をつくる」


この出来事は、チームに「夢を守る体制」をさらに進化させる決意をもたらします。


花園王者としての責任感と、選手への深い愛情。
今回、ココロミルは藤原監督と事務部の福本様に取材させていただきました。
その両輪で取り組む“安全のアップデート”をご紹介します。

今回、インタビューさせていただいた左から
桐蔭学園ラグビー部OB 大川様、桐蔭学園ラグビー部藤原監督、ココロミル代表林大貴、桐蔭学園ラグビー部福本様

1. 「強さ」と「やさしさ」を両立するために

桐蔭学園高等学校ラグビー部は、毎年のように全国上位へ食い込む強豪です。勝つための努力を積み重ねる一方、選手はまだ成長期にある高校生。だからこそ桐蔭学園では、技術・戦術・チーム形成の面で全国を牽引するだけでなく、医療・安全面の体制整備を長年積み重ねてきました。

文部科学省の報告書によると、学校における体育活動中の死亡事故では、突然死が 70%以上を占めておりその原因の80%は心臓系です。

参照:平成24年7月 体育活動中の事故防止に関する調査研究協力者会議

2. 誰がそこにいてもぶれない安全―いざという時の対応を日常に落とし込む

ココロミル「部活動や体育活動では、保護者は子どもを学校を信頼して預けることになると思います。一般の生徒はもちろん、特にラグビー部のような激しい練習を重ねる選手生徒たちでは、突然の心臓トラブルや意識消失、身近なところで熱中症リスクなどに対しても、学校や部としてどれくらいのケア体制や手順を整えていらっしゃるのか保護者の方は常に気になるかと思いますが。」


藤原監督「僕らは“強さ”の前に、選手を無事に家へ帰す責任があると考えています。勝利も成長も、まず安全があってこそ。技術や戦術と同じ重みで、医療・安全の体制を整えてきました。まず、部活にはチームドクターが2人います。そして私含めてまず大人達が知識を持っているというのが大事です。それ以上に選手も知っていることはもっと大事だと考えます。」


ココロミル「なるほど。仰る通りですね。ではそのために行っている具体的な取り組みがあればお聞かせいただけますか。」


藤原監督「チームドクターにご協力いただき、例えば熱中症であればまず年に1回、夏合宿の前に勉強会をします。水分補給は季節を問わずこまめに。選手同士で“足がつるのは熱中症の始まり”という共通言語も持たせているぐらい、危機管理はチーム内で意識しています。その他、ラグビーは怪我も多いので、救急対応の講習を行い、担架の使い方や頸部保護の実技も必ず実施します。」


ココロミル「その文化が醸成されているのはすごいですね」


福本様「感染症対策も長年の習慣です。コロナで、食事は向かい合って食べないという方法が導入されましたが、私達はもっと以前から食事の動線の対策をしていました。ポジション別ごとの座席配置など、合宿や大会期は特に徹底します。手指衛生、換気、特別なことではなく、コロナ以前から運用してきた“当たり前”を継続しています。」


年に一度必ず行うのは、やはり一回の講習では忘れてしまうからだと言います。


いざという時本当に使えるものを、しっかりと身に着けさせる。練習で忙しいからこそ、日常の練習に小さな反復を散りばめています。こうした小さな反復が「危機対応の型」を身体に覚え込ませ、誰がいても同じ品質で動けるチームをつくります。指導者がいなくても生徒同士が自然と声を掛け合い、水分補給や装備確認、体調申告が当たり前に回る――それが桐蔭学園の“いざという時の心得”です。


3. ホーム心臓ドックを“パートナー”に―学校・競技現場とともに築く全国モデルへ

今回、OBの大川さんのご紹介で、選手22名を対象にホーム心臓ドックを試験的に実施しました。検査方法はシンプルで、胸に小型心電計をテープで貼り、就寝中を含む9時間以上、普段通り過ごすだけ。


心電図デバイス5台を貸与し、合宿中に先生の指導のもと5名ずつ日替わりで検査を実施。


福本様「花園や大きい大会の前などは難しいですが、その他の合宿などスタッフと選手が同じ宿舎で生活している時に一斉に実施し、選手によってはご自宅で保護者のサポートのもとやっていただくかたちであれば、生徒に負担なく、そして試合にも影響がないように運用できると感じました。」


メディカルチェックの目的は、身体のコンディションの把握とパフォーマンス向上ですが、大切な本番や集中したい合宿の負担になっては意味がありません。


今回、運用面の成立性と負担最小化の効果を検証し、本格導入に向けた手応えを得ました。


まずは22名限定で実施しましたが、次回は、冬休みなどの長期休暇を目途に100名近い部員全員のスクリーニング検査を行う予定です。

日本の地域・少年クラブやプロスポーツチームは30人~120人規模が多く、中高・大学の大規模校では部員数が非常に多いケースで、200~300人規模のところも。


次回の100名規模でのスクリーニングを実施し、運用面での課題や改善点を具体的に把握するとともに、チームへの負担を最小限に抑えた運営モデルの可能性を確認していきます。


そのほか、特にラグビー選手特有の体の大きい生徒や衝突・負荷の大きいポジション(FW等)の生徒などはより安心して競技に専念できるよう、定期的な状態確認の対象とする必要との話し合いも持たれました。


4.長時間記録が捉える見えないリスク—可視化が支える選手の未来

今回の結果では、生徒の中に心臓リスクの所見が判明。短時間の安静時心電図や24時間ホルター心電図では拾いにくい“寝ている間に生じる”リズム異常が、長時間・生活下での計測によって明確になりました。

プレー継続の可否も“命を最優先”の原則で合意形成し、安全第一で練習を継続する方針となったとのこと。今回のホーム心臓ドックの導入があったからこそ適切な対応検討が可能となり、多少のリスクは見つかったものの、いまのところ高校生活を送りながらラグビーに挑戦できているそうです。


藤原監督 「“知れてよかった”が正直な気持ちです。知らなければ対処できませんでしたから。ドクターストップなら迷わず守る——それが僕らの基本姿勢ですが、それは検査をしなければ誰も気付けないこと。長時間検査をする大切さを改めて感じました。」


また、ご家族の支えはもちろん、循環器内科のチームドクターが情熱をもって桐蔭学園ラグビー部をサポートしていることも、本取り組みの実効性を支える基盤となっていました。


藤原監督「チームドクターが何かあれば逐一駆けつけてくれて、必要に応じて私達、生徒、保護者の方に説明をしてくれます。ご家族のご理解やご協力も大きな力ですし、ドクターの1名が循環器内科であることは大きいと思います。」


5. 法定心電図検査の“その先”へ

現在、日本では、学校保健安全法に基づき、小学校、中学校、高校の1年生全員に心電図検査が義務付けられています。


しかし、短時間・安静時の検査では運動時や睡眠時に起こる危険な不整脈は見逃される可能性があります。


ココロミル「夏合宿にチームドクターが来られて、ホーム心臓ドックを見ていただいてから運用を開始したとお伺いしました。」


藤原監督「はい。うちのチームドクターが循環器のドクターで、実機を見せて説明したところ、“就寝中に計ることに意味がある”と即答でした。日中の短い検査や通常の健診だけでは出ない所見も、就寝中の長時間記録だと拾える、と。夜がポイントだと言っていました。」


ココロミル「循環器のドクターにそのように仰っていただけると大変ありがたいのですが、実際に、当社の臨床データでも、寝ているときに見つかる確率が高いという結果になっています。」


なぜ夜に見つかりやすいのかというと、睡眠中は自律神経が迷走神経優位になり、洞徐脈・一過性の房室ブロック・洞停止などの徐脈性不整脈が出やすくなります。こうした変化は安静時の短時間心電図だけでは見逃されがちで、就寝を含む長時間記録(パッチ型/ホルター)により細かな異常も拾いやすくなります。


法定心電図は重要な一次スクリーニングであり、その意義は揺らぎません。ただ、検査は短時間・安静時であるため、運動時や睡眠時に現れる不整脈は取りこぼす可能性があります。


だからこそ、競技強度の高い学生には、就寝を含む長時間記録ができるホーム心臓ドックを組み合わせ、見逃しを減らし、医療連携まで見据えた安全網を二重化することが、夢を守る現実的な選択だと考えます。


6.監督の実感─法定心電図の“次の一手”は、入学前に前倒しで行う“ホーム心臓ドック”の常設化

ココロミル「それでは、ホーム心臓ドックを実証導入してみての、率直な手応えはいかがでしたか?」


藤原監督「今回、やってみたら想定していなかった所見が出たんです。相手はまだ高校生の若い方達です。自分で自覚や危機感を持つのも難しいだろうし、若いから大丈夫とも言い切れないなと。『まず命から守る』を、より現実のものとして捉え直しましたね。」


福本様「そして、やはり危ないよねという話にはなって、できれば入学前か入学直後に、入学者全員ホーム心臓ドックを受けてもらった方がいいんじゃないかなという話にもなりました。」


ココロミル「なるほど。学校の法定心電図検査と、ホーム心臓ドックの位置づけなど何か感じた点はありますか?」


藤原監督「法定の心電図は当然やります。桐蔭学園は1年生が対象で、2・3年生も運動部や希望者は受けることができます。が、それでも一部に限られるのが実情です。しかも4月に検査して結果が出るのは5〜6月。その間に練習が始まると心配が残る。うちも、入部直後にハードな練習はさせるつもりはありませんが、今回のことを考えると、いきなり走って倒れてしまうということも十分考えられますよね。入学が決まっている子には、2〜3月に前倒しで長時間心電図を済ませられたら、スタートから安心です。」


ココロミル「“入学前に送って、全員やってもらう”イメージですね。」


藤原監督「はい。学校に入ってからではなく、入る前に一度しっかり見ておく。僕らとスタッフでも“もうそういう時代がきているよね”という話はしていました。」


福本様「やってみたから気づけたことが、はっきりありました。入学前から“見えないリスク”に先回りする。法定検査を否定せず、前倒しで補強する。それが、選手とご家族が安心して新年度を迎えるための、いちばん現実的なやり方だと思います。」


今回の試験導入で、スポーツ目的で入学する選手は入学前にホーム心臓ドックを実施し、運動時リスクにつながる所見の早期把握を行う重要性を、強く実感していただけたという藤原監督。


現在、桐蔭学園ラグビー部では、新入生のホーム心臓ドック入学前実施を“標準化”とする方針を見据え、以下の運用を検討しています。


ココロミルでも引き続きサポートさせていただき、このような公式運用が可能か、試験導入を重ねながら「入学前ホーム心臓ドックの常設化」の準備を進めています。



7.検出は出発点—子供たちの未来をさらに守るために必要なこと


藤原監督「実際に、法定心電図でひっかかった生徒が、例えば病院に行ってくださいと言われても、学校では一旦はそこで終わってしまうんですよね。


ココロミル「その先のやる検査によってもまた必ずひっかかるとは限らなかったり、経過観察で様子見になるケースもありますよね。そこに僕たちは存在意義があると思っています。」


藤原監督「僕も今回、本当に(リスクのある子が)出たので驚きました。今回みたいに何か出たっていうのは初めてだったので。」


ココロミル「そう言っていただけるとありがたいです。」


藤原監督「心臓は親御さんも本人すら気づきにくい。だからこそ、法定検査は継続しつつ、その前倒し補強としてホーム心臓ドックを組み合わせて、見逃しを減らしたい。桐蔭学園は幸いなことに、チームドクターが循環器のドクターですから、万一、所見があればすぐに連携し、『やらせない勇気』を含めて、命を最優先に判断できます。」


検査で「見つける」ことは出発点にすぎません。ホーム心臓ドックは、その先の判断に必要な情報を補い、見逃しを減らすための基盤になります。入学前にデフォルトで実施し、その後は要所で再評価する——このサイクルを定着させ、“まず命から守る”を仕組みで担保していきます。

ココロミルホーム心臓ドックpro

ホーム心臓ドックproについてさらに詳しくはこちらのページでご紹介しています

8.正常か要精査か—未成年のうちからアスリート心臓を正しく理解する大切さ


「アスリート心臓」という言葉をご存知でしょうか。
これは、長期の高強度トレーニングによって心臓が生理的に“鍛えられた”状態(リモデリング)のことで、一時的に心拍が遅くなったり、心臓の大きさが通常より大きくなる変化を指します。


多くは正常範囲内の適応であり、運動効率を高めてくれるもので、問題ないことが多いですが、心電図異常が出やすくなるため、病的な不整脈と区別がつきにくいことも。


そのため、「疲れだろう」「運動してるから心拍が変なのも当然」と放置すると、重篤なリスクを見逃すおそれがあります。


また、近年は一部で不整脈リスクと関連する適応不全が起こり得ると言われています。


厚生労働省や日本循環器学会の報告でも、運動中の突然死の主な原因は「心臓性の問題」とされています。特に激しい運動をしている最中は、心拍数や血圧が急上昇し、普段は自覚のない「潜在的な心疾患」や「不整脈」が顕在化しやすくなります。


なお米国では、肥大型心筋症(HCM)が35歳未満の健常者、特に競技者の突然死の主要原因として知られています。

 9. 若年アスリートの心臓病と突然死(SCD)


スポーツや部活動など、運動中に突然倒れて亡くなる事例は、10代・20代でも少なくありません。これは健康そうに見える若者でも例外ではなく、高校生や大学の運動部での活動中に突然死するケースも報告されています。


藤原監督「私の知る中にも、実際に練習中に亡くなってしまった若いアスリートが過去にはいました。医療機関でも最善が尽くされましたが、結果は受け止めるしかありませんでした。そうした経験からも、若いからと軽視せず、合理的な予防と対応を尽くすことが大切だと肝に銘じています。」


若年アスリートの心臓突然死(SCD)は絶対数は稀ですが、競技中の死亡原因としては心血管が中心です。激しい運動が“引き金”となり、隠れていた心疾患が致死性不整脈として顕在化しやすいのが理由です。


多くは遺伝性・構造的・電気的心疾患が原因で、一般的な12誘導心電図でリスクの大部分はチェックできます。医師には、競技適応の生理的変化と病的異常を見分ける読影力が必須ですが、実はアスリート診療の専門性不足は多くの国で課題となっています。


ココロミル「若いからとつい健康だろう、大丈夫だろうと周りも本人も思ってしまいがちですが、高血圧や不整脈など、突然死につながり得るリスクを抱える例はあります。ホーム心臓ドックは、その“見えにくい隙間”を埋める補強策として、“死角”を減らします。」


藤原監督 「若いから大丈夫とは思わず、個人や競技レベルにふさわしい安全基準をチームで持ちたいですね。」

10.心疾患は世界で死因1位/アスリートの検出率データ

前提として、心疾患は世界で第1位の死因であり、日本では死因第2位となっています。無症状で進行するケースが多く、早期発見が難しいことや、働き盛り世代や運動習慣のある人でもリスクを抱えていること、“体調が良い=健康”という思い込みの危険性も指摘されています。


そして、アスリートにおいては、ハードなトレーニングや競技中の心身への負荷により、知らぬ間にリスクが高まるケースが見られます。


実際に、ココロミルはプロスポーツチームにもホーム心臓ドックを提供しています。その検査統計においても、一般の方と比較してプロアスリートの方々からは危険性の高い不整脈がより多く検出されています。


一般の方の全世代平均年齢44歳の検出率が36%に対し、平均年齢27歳の現役選手の検出率は43%※。


こうした数字は、「検出=病気」の側面よりも、見つけ方と運用の差が安全を左右することを示しています。



11. 花園王者としての“ロールモデル”を確立し、安全の標準を全国へ


イタリアでは1982年以降、競技会登録選手に心電図検査を導入(義務化)し、その後20年間で競技中の突然死発生率が約90%減少したとの報告があります。


このように、アスリートは、外見上は健康でも潜在的な心疾患や不整脈が運動をきっかけに顕在化するリスクが伴います。加えて、成長期の高校生ほど自覚しづらく無理をしがちな危険もあります。だからこそ、現場には「大人の目」と「医療の目」による二重の安全網が不可欠です。


桐蔭学園がめざすロールモデルには、プロと同等の視座による医療連携とリスク管理、未成年への配慮と保護者コミュニケーション、教育としての価値の定着など、勝利と安全を両立させる仕組みの標準化にあると感じました。


藤原監督 「“やらせない勇気”を含めて子どもたちの未来を守る。勝つだけでは終わらないことを桐蔭の指導にしていきたい。この一連の取り組みを“標準”として公開・共有し、地域クラブや他校にも展開していくことで、ゆくゆくは勝利と安心の両立モデルを国内に広げていけたらと思っています。また、親御さんの不安にも、チームで寄り添い“安心して預けてください”と言える体制を、結果責任で示したいです。」


若年でもリスクは潜みますが、可視化→専門評価→安全な復帰のループを回せば、過剰な不安も見逃しも減らせます。プライバシー配慮を前提に、法定検査+長時間心電図+医療連携を標準化する――


今回のインタビューを通して、選手のアスリートとしての夢を、指導だけでなく安全面でも支える桐蔭学園ラグビー部だからこそ、“安心の設計図”を着実に形にしていけると確信できました。

12. メッセージ—「夢の続きは、安心がつくる」


ホーム心臓ドックは、選手の努力と指導の質を医療で下支えする相棒です。法定検査を土台に、就寝を含む長時間心電図で“死角”を補い、所見があれば循環器専門医へ確実に橋渡しする——桐蔭学園ラグビー部の皆さまと取り組む中で、これこそが夢を追う毎日を守る最も現実的な方法だと改めて確信しました。



今後も私たちは、個人情報の厳格な保護を前提に、桐蔭学園をはじめ全国の部活動・クラブ・保護者の皆さまと並走し、「まず命から守る」という当たり前を次の当たり前へと広げていきます。


※ホーム心臓ドックで不整脈がBもしくがC判定だった人の割合(2025年5月時点)