山梨で“貼る心電計”100人体制で検証開始|県内2社が協力し“働く世代”の心臓リスク検証、甲府信金でキックオフ

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2026年1月30日

山梨で“貼る心電計”100人体制で検証開始|県内2社が協力し“働く世代”の心臓リスク検証、甲府信金でキックオフ

ココロミルは現在、山梨県の実証支援事業「TRY!YAMANASHI!」に採択され、
働く世代を対象とした在宅心電図計測の実証検証を進めています。

本取り組みでは、県内企業2社・合計100名規模で、
小型の貼付型心電計を用いた長時間計測を行い、
心臓リスクの早期発見から、医療相談・受診につながる導線までを検証しています。

2026年1月には、甲府信用金庫にてキックオフ説明会を開催し、
すでに検証を終えた企業と、これから開始する企業が同席する形で、
実体験と今後への期待を共有しました。


なぜ「働く世代」の心臓リスクなのか

心疾患は高齢者の問題と思われがちですが、
実際には働き盛りの世代でも、気づかれないまま進行するケースがあります。

  • 忙しさから受診が後回しになる
  • 症状があっても「一時的な疲れ」と判断されやすい
  • 健診の短時間検査では異常が出にくい

こうした背景から、**働く世代ほど“見逃されやすい心臓リスク”**を抱えているとも言えます。

山梨県では、循環器疾患が要介護状態に直結する大きな課題である一方、
健康寿命が全国でも上位にあり、
「健康意識は高いが、具体的な行動につながりにくい層」が多い地域特性があります。


100人規模で何を検証しているのか

本実証では、以下の流れを一つのモデルとして検証しています。

  1. 在宅で9時間以上の心電図を記録
  2. 臨床検査技師によるデータ解析
  3. 必要に応じたオンライン医療相談
  4. 医療機関受診へつなぐ導線の確認

重要なのは、
単に計測することではなく、
**「結果をどう理解し、次の行動につなげられるか」**です。

今回の実証では、
検査体験のしやすさ、業務との両立、結果の受け止め方、
そして社内での展開方法や健康経営KPIとの接続までを、
企業とともに検証しています。


「実施済み」と「これから」が同席するキックオフ

2026年1月15日に開催したキックオフ説明会では、
すでに50名が検査を終えた企業と、
これから50名の実施を予定する企業が同席しました。

  • 実施済み企業からは
    装着性や業務との両立、結果理解のポイントといった“実感”が共有され
  • これから実施する企業からは
    社内展開の工夫や、健康経営との結びつけ方といった“期待”が語られました

このように、経験とこれからをつなぐ場が設けられたことも、
本取り組みの特徴の一つです。


地域・企業・スタートアップが連携する意味

会場には新聞社やテレビ局の取材も入り、
後日、地域ニュースとして報道されました。
これは、働く世代の健康と医療連携に対する社会的関心の高まりを示しています。

本プロジェクトは、
自治体の支援、地域金融機関、県内企業、スタートアップが連携し、
地域の健康課題に実装レベルで向き合う取り組みでもあります。

ココロミルでは、
在宅計測を起点に、生活改善や受診につながる仕組みを検証することで、
将来的な医療・介護負担の軽減にも寄与するモデルを目指しています。


今後の展開

今後は、

  • 甲府信用金庫での受検開始
  • オンライン医療相談の運用検証
  • 受検体験や行動変化に関するアンケート
  • 中間レポートの作成・共有

などを通じて、
企業で実装可能な心臓ヘルスケアモデルの整理を進めていきます。


採択事業について

本取り組みは、
山梨県「第9期 TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」に採択されています。

地域課題と新技術を結びつけ、
社会実装につなげることを目的とした本事業の詳細は、
山梨県公式サイトをご覧ください。

https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news9.html


関連情報

※本取り組みの公式発表(プレスリリース原文)は、
ニュース配信として別途公開しています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000098284.html