株式会社ココロミルは、株式会社HANDOFF（F1 STUDIO）と提携し、2023年8月11日（金・祝）に開催された3人制バスケの1Dayトーナメント『3×3 Summer Tournament 2023』にて、試合を見ている観客の心拍数計測・心電図モニタリングを通じて、観戦中の興奮度の可視化を行いました。その結果、つくばアルボラーダの藤沢宏隆選手がもっとも観客を沸かせた「MIP（Most Impression Player）」として選ばれました。

また、この企画を通して心拍数計測・心電図モニタリングにご協力いただいた方の結果はすべて正常範囲内で、問題は検出されませんでした。

　

（左）MIPに選ばれた藤沢宏隆選手　（右）当社代表・林

　

企画の趣旨

3人制バスケットボールはスピード感や豪快なプレーが魅力で、息を呑む展開が多く白熱した試合を楽しめます。

そんな試合に見入る観客の心拍数計測・心電図モニタリングをすることで、興奮度を可視化し、より試合を楽しめるのではないかと考え今回の企画を実施しました。

さらに企画を通じて、自分の心臓や睡眠の状態を把握することや、心臓疾患の早期発見の重要性を多くの方に知っていただくきっかけになればと考えています。

　

今後の展望｜定期的なメディカルチェックで選手生命を延伸

「kokoromil®」は、高精度なウェアラブル心電計を使うことで、麻痺や死亡を引き起こす脳梗塞の原因となる不整脈や、心不全と合併しやすいと言われている睡眠時無呼吸症候群を検知することができるほか、睡眠の質やストレスの兆候を可視化することができます。

スポーツ現場では心臓突然死が安静時の17倍まで高まると言われています。心停止による突然死を防ぐため、現場へのAEDの設置などはもちろん、日常や運動前の体調チェックは重要です。

今後3人制バスケットボールチームの定期的なメディカルチェックとして「kokoromil®」を導入し、一般的な健康診断では見つかりにくい不整脈や心疾患の早期発見に役立てたいと考えています。

加えて、睡眠の質やストレスを計測しパフォーマンスとの相関性を可視化することで、選手一人ひとりのパフォーマンスを最大限に発揮できることを期待しています。

私たちは、3人制バスケットボールチームへの「kokoromil®」の導入により、選手の心身の健康維持およびパフォーマンスの向上を目指し、選手の活躍をサポートしてまいります。

　

株式会社HANDOFF　代表・岡田慧氏よりコメント

3×3バスケットボールはコートサイズがコンパクトで、コートと客席との距離が非常に近いため、プレーを間近で見られるのが魅力のひとつです。

今回の取り組みは、迫力あるプレーを間近で見た観客がどれほどエキサイトしたかを可視化することでより試合を楽しみ、盛り上がればと考え実施しました。

運動中の突然死の80％が心臓疾患と言われていますし、スポーツは身体が資本なので、心臓疾患を未然に防ぐ取り組みはとても重要です。

今回はkokoromil®を用いて観戦客の興奮度を可視化するという、楽しみながら病気について考えるきっかけにもなる素晴らしい取り組みだったと思います。

今後ココロミル様とも連携し、バスケットボール選手の選手生命の延伸のための活動が広がっていくことを期待しています。