株式会社ココロミル（東京都新宿区、代表取締役社長：林大貴、以下「ココロミル」）は、J-StarX シリコンバレー派遣プログラムに採択されましたのでご報告いたします。J-StarXは経済産業省主催、JETROが実施する起業家育成・海外派遣プログラムです。本プログラムでは現地での事業展開および資金調達の実現につながるPMF（プロダクトマーケットフィット）達成の足掛かりを掴めるような内容が予定されています。
今回の参加を通して、ココロミルのサービスをアメリカで展開していくための情報収集および活動に努めてまいります。

　

　

株式会社ココロミルについて

当社が提供する「kokoromil®」は、 高精度なウェアラブル心電計（以下心電計と言います）を使い、不整脈や睡眠時無呼吸症候群 (SAS)、睡眠の質、そしてストレスを可視化するサービスです。

　

　

　

当社はこれまで健康診断等では発見できなかった心疾患患者を、被験者の40％以上で発見して参りました。

アメリカでは心臓病は死因の第一位であり、アメリカの成人の半数近くが心臓病の主なリスク要因のうち少なくとも1つを持っていると言われています。

ココロミルはアメリカへ進出することで、多くの人の死因となっている心臓病を防ぎ、アメリカの人々の健康に寄与することを目指します。

ココロミルは、2023年3月にJETROが主導で作成したデジタルヘルス企業のカオスマップにも「Medical Equipment」分野で掲載していただいていました。

　

　

J-StarX派遣プログラムについて（J-StarX募集要項より引用）

海外ではグローバルにスケールしたスタートアップが多く存在します。こうしたグローバルな事業展開を実現するには、海外市場での資金調達等にも繋がるPMF（プロダクトマーケットフィット）が重要だと言われています。本コースでは、日本発で世の中の課題を解決する起業家がグローバル展開するため、シリコンバレーで注目度の高いDX関連、Well Being関連分野についてご自身のプロダクトのプロトタイプについてPMF（プロダクトマーケットフィット）達成の足掛かりを掴むことを目指します。

そのために8日間程度のシリコンバレー滞在においてメンターからのメンタリング、企業等の訪問やネットワーキングを通じて、現地エコシステム関係者から生のフィードバックを得られる機会を提供します。

　

株式会社ココロミル　代表取締役社長　林大貴コメント

今回、数ある応募の中から当社を採択していただいたことを大変光栄に思います。

これまでココロミルは、日本で多くの隠れた不整脈患者を発見し、命を救ってきました。

心臓病の患者が多いアメリカでは、当社のサービスで救える人が多くいるのではないかと思っています。

2023年の春に私自身もサンフランシスコに赴き、情報収集を試みました。現地で道行く人に声を掛けるなどして、多くのヘルスケア・医療関係者と繋がることができましたが、自分一人で情報収集を行うことに限界を感じる場面もありました。

　

　

当社は2024年末にアメリカ進出を目指しています。このプログラムを通して、シリコンバレーでさらに情報収集を行い知見を得て、アメリカ進出に向けた準備を進めて参ります。