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お知らせ

2024年7月24日

当社の「ホーム心臓ドック®」がニチバン株式会社の健康経営推進施策として導入されました。

 

株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:林⼤貴、以下「ココロミル」)は、ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:高津敏明、以下「ニチバン」)に当社の「ホーム心臓ドック®」を健康経営施策の一環として導入することになりましたのでお知らせします。
この取り組みは、ニチバン健康保険組合および産業医とも連携し、心疾患のリスクが高い場合に、「検査を受けてから医療機関を受診するまで」をスムーズに行う体制を構築します。

 

 

2023年3月期決算から、企業には人的資本の情報開示が求められ、従業員の健康管理やエンゲージメントの向上が企業価値向上の重要な要素とされています。健康で働ける職場環境を整備する「健康経営」は、企業の持続可能な発展に欠かせません。従業員の健康が仕事のパフォーマンス向上に直結するため、健康経営推進のためのソリューションとして当社サービスをご提案し、採用いただく運びとなりました。

 

 

本施策では、希望するニチバンの従業員に対し、ココロミルの「ホーム心臓ドック®」を提供します。検査キットは当社から郵送され、受検者が自宅で検査を行います。

健康保険組合は、結果レポートの内容をもとに必要に応じて産業医が受診を勧め、適切な治療に繋げる仕組みを整えています。 また、この結果は厚生労働省がデータヘルス計画(※)に役立てられるとともに、保健事業の促進に活用されます。
これらの検診データの利活用は、事前に保険加入者に許可を得て行われます。

※データヘルス計画とは…国の成長戦略としてレセプトや健診結果の情報等のデータ分析に基づき、効率的・効果的な保健事業を実施する取り組みで、平成27年度からすべての健康保険組合に実施が義務付けられています。(詳細はこちら

 

▼サービス提供の流れ

 

 

「ヘルスケアサービス×産業医×健康保険組合」という3者の連携事例を、他の企業へより広域に展開することで、一人でも多くの人の命を救い、ひいては企業を守ってまいります。

ヘルスケアサービスと医療サービスには、大きな隔たりがあると当社は捉えています。例えば、健康チェックサービスを受けてリスクがあると分かったものの、リスク判定に至った根拠が不明瞭なために医療機関を受診しても診断ができないといった現状があります。

今回の取り組みは、その隔たりを超えた第一歩になると確信しています。当社の「ホーム心臓ドック®」で従業員の健康増進及びパフォーマンスの向上をサポートし、健康経営推進の強力なコンテンツとなるようサービスの質を高めてまいります。

 

 

健康経営施策の一環として、ニチバンの従業員の皆さまをサポートできることを大変光栄に思います。

今回の「ホーム心臓ドック®」の導入に加え、健康保険組合との連携により、産業医の先生との面談やその後の受診までをスムーズに行える体制を整えられたことは、私たちにとっても大きな進歩です。

当社はこれまで、このサービスを通じて、通常の健康診断では見逃されがちな潜在的な心疾患を受検者の36%以上で検知してまいりました。不整脈は無症状であることが多く、睡眠の質の低下やストレス過多の環境に無自覚な方も多くいらっしゃいます。

私たちは、こうした無自覚な病気や症状を早期に発見し、働く人々が健康で高いパフォーマンスを発揮できる職場づくりに貢献できればと考えております。