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お知らせ

2024年10月18日

当社の取り組みが熊本県が実施するUXプロジェクトの「(令和6年度)実証実験サポート事業」に採択されました。

株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:林大貴、以下「ココロミル」)は、心音解析アプリを活用した健康寿命延伸プロジェクトが、熊本県が実施するUXプロジェクトの「(令和6年度)実証実験サポート事業」に採択されましたのでお知らせいたします。

本事業では地域住民の健康支援や社会課題の解決を目的とする官民連携の取り組みであり、採択事業には助成金(上限200万円)の支援が行われます。

 

UXプロジェクトについてはこちら:https://ux-project.jp/

 

 

今回、ココロミルが提案した心音解析アプリを活用したプロジェクトは、スマートフォンを用いて心臓の音を計測して不整脈や心不全の兆候を検知することにより、地域の健康寿命延伸を目的としています。

熊本県では、特定健診の受診率が全国平均より低いこと、心疾患による死亡者数が全国平均より多いことが課題となっています。
そのため、熊本県内の50歳以上の方を対象にプロジェクトへの協力者を募り、実際にアプリを利用していただく実証実験を行います。

実証実験では、アプリによる心疾患の兆候の早期発見のほか、ご自身の健康への意識向上や行動変容がみられたかどうか、アプリでの健康管理の継続意欲などを調査し、有用性を確認します。

今回の取り組みを通して、心疾患の兆候の早期発見および健康リテラシーの向上により、地域住民の健康寿命を延伸することを目指します。

 

 

ココロミルではこれまで、不整脈検知を主とした心電図解析サービスを展開してまいりました。これまでに得た知見と技術を活かし、スマートフォンで心疾患の兆候を検知できるアプリを開発しています。

 

スマートフォンだけで簡単に心音計測
特別な機器を必要とせず、誰でも手軽に心音を測定し、病気の兆候を検知することが可能です。

2種類の心疾患を検知
心房細動などの不整脈と心不全の兆候を早期に検知することができます。異常があった場合は、医療機関への受診を促します。

チャットボットによる相談サービス
アプリを利用した人が気軽に健康相談ができる手段として、チャットボットによる相談受付サービスの搭載を予定しています。

 

 

当社は、今回の熊本UXプロジェクトを通じて、地域社会の健康支援に取り組みます。健康寿命の延伸は一朝一夕に実現できるものではないため、継続した支援を行いたいと考えています。

さらに、今回の実績をもとに他の自治体へもこの取り組みを展開し、日本全国の心疾患の早期発見および、健康寿命の延伸を目指してまいります。