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お知らせ
2024年10月22日
「ソーシャルXアクセラレーション for OKINAWA」のファイナリストとして選定されました。
株式会社ココロミル(東京都新宿区、代表取締役社長:林大貴、以下「ココロミル」)は、官民共創による社会課題解決と持続的な事業成長との両立を目指す“官民共創アクセラレーションプログラム「ソーシャルXアクセラレーション for OKINAWA」のファイナリストに選定されましたのでお知らせします。
本プログラムのノウハウ、ネットワーク、メンタリング等を活用し、事業を一層加速させてまいります。
ココロミルの取り組み
当社が提供するホーム心臓ドック®は、医療機関でも利用されている高精度な小型心電計を用いて長時間の心電図を取得し、不整脈の兆候、ストレスや睡眠の質を可視化するサービスです。
不整脈のひとつである心房細動は致死的なリスクを伴いながらも、自覚症状がないことが多く、一般的な健康診断や短時間の心電図検査では見逃されることが多いという課題があります。ココロミルの「ホーム心臓ドック®」は、長時間にわたる心電図計測が可能で、心房細動の発見率を大幅に高めることができます。
沖縄県においては、以下のような健康や医療分野での課題が顕在化しています。
・認知症患者の増加に伴う支援スタッフの負担の増加
・30歳以降の心疾患による死亡率の高さ
・多くの離島に住む人々の医療アクセスの困難さ
当社は、これら沖縄特有の社会課題を、ホーム心臓ドック®を活用して解決できると考えています。本プログラムを通じて提供されるメンタリングやフィードバックを活用し、より効果的な手段を検討しながら、これらの社会課題の解決に向けた実証事業の実施を目指します。
さらに、持続可能な事業成長との両立を図り、今後は沖縄だけでなく、全国各地での展開を視野に入れてまいります。
ソーシャルXアクセラレーションfor OKINAWAとは
ソーシャルXアクセラレーションfor OKINAWAは、官民共創による社会課題解決と持続的な事業成長との両立を目指す“官民共創アクセラレーションプログラムです。
沖縄県は、温暖な気候と豊かな自然、独自の歴史と文化、地域コミュニティの繋がりの強さなどといった魅力により国内外の多くの人々を惹きつけています。スタートアップ創出・育成の面でも、沖縄県は開業率が全国一位であり、充実した情報通信ネットワークやテレワーク設備を活かしたIT 分野や、亜熱帯特有の生物資源が強みになりうるバイオ分野など、高いポテンシャルを有しています。一方、激甚化する台風による被害や慢性化する交通渋滞、20代~60代の肥満率が全国1位など、様々な分野にわたって独自の社会課題を抱えています。
本プログラムでは、スタートアップによる社会課題解決を支援し、ソーシャルインパクトの最大化を目指していきます。