お知らせ
2026年4月28日
【沖縄実証完了】働き盛り世代の心疾患・突然死を防ぐー豊見城市との「早期受診導線モデル」の実証実験を完了
株式会社ココロミルは、2026年4月、沖縄県が実施する「令和7年度テストベッド実証支援事業(沖縄県補助事業)」の採択事業として、豊見城市および株式会社ダイコー沖縄と連携して進めてきた「循環器疾患予防に関する実証実験」を完了したことをお知らせいたします。
本実証は、沖縄特有の健康課題に対してテクノロジーを用いた新しい予防医療の形を示すものとして地域社会から高い関心を集め、地元テレビ局(沖縄テレビ)でも特集として放送されました。
背景:沖縄県の働き盛り世代における「循環器課題」
沖縄県では現在、働き盛り世代(特に男性30〜40代)における心疾患や脳血管疾患の死亡率が全国ワースト水準にあり、大きな地域課題(クライシス)となっています。 しかし、一般的な健康診断の心電図検査は数十秒と短く、日常生活の中で突発的に起こる不整脈などの予兆を見つけることは困難でした。そこでココロミルは、もっと身近で受けやすい方法で心臓のリスクに気づける仕組みを構築するため、本実証を実施しました。

実証スキーム:「気づき」から「精密検査・医療」へのシームレスな接続
本実証では、豊見城市役所の職員を対象に、以下の2段階のアプローチを用いて「日常に溶け込む予防導線」を検証しました。
- 日常の気づき(心スキャン):スマートフォンだけで心音を測り、不整脈や心不全リスクを簡単にチェックできるアプリを日常的に使用。
- 高精度な発見(ホーム心臓ドックpro):アプリでのチェック後、希望者には自宅で長時間の心電図・睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査ができるウェアラブルデバイスを提供。
また、本プロジェクトには友愛医療センター循環器内科の大庭医師にもご参画いただき、臨床現場の視点に基づく信頼性の高いアプローチを実現しました。
実証で見えてきた成果(ファクト)
豊見城市(モニター募集・広報)とダイコー沖縄(キット管理・提供)との強固な連携により、以下の知見が得られました。
- 受診導線の機能:「スマホでの簡易チェック」がきっかけとなり、「在宅での精密な長時間検査」、そして「医療機関の受診・生活改善」へと繋がる一連の行動変容(導線)が有効に機能することが確認されました。
- 予防意識の向上:手軽なセルフチェックが、これまで健康診断以外で自身の心臓を意識しなかった層に対し、定期的なチェックの必要性を啓発する入り口として極めて有効であることが立証されました。
今後の展開:沖縄から全国へ、地域密着型の予防医療を実装

個人の自助努力のみに依存する健康管理は途絶えがちですが、本実証のように「自治体のネットワーク」「地元企業の推進力」「医療機関の知見」「当社のテクノロジー」が連携することで、誰もが無理なく継続できる「新しい予防のインフラ」が構築できます。
ココロミルは今回の知見をもとに、豊見城市内での継続提供や、沖縄県内の他自治体・企業(健康経営・福利厚生)との連携拡大を推進し、「病気で後悔しない社会」の実現に向けてサービスの横展開を加速させてまいります。
■ 実証スキーム概要
- 実施期間:2025年11月〜2026年1月
- 対象者:豊見城市役所職員 約100名(スマホアプリ利用)、うち約30名がホーム心臓ドックproによる詳細検査へ移行
- 協力体制:豊見城市役所、豊見城商工会、株式会社ダイコー沖縄、友愛医療センター、株式会社ココロミル
■製品について


■ 関連リンク
ホーム心臓ドックpro サービス詳細
https://homeheart.health/products/homeheart-pro01
沖縄県 テストベッド実証支援事業
https://testbedislandokinawa.com
※本取り組みの詳細(プレスリリース原文)は、以下よりご覧いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000098284.html