「たま未来・産業フェア」に出展|高齢社会で「見逃されがちな心臓×睡眠リスク」に向き合うために、私たちが展示で伝えたこと

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お知らせ

2026年1月31日

「たま未来・産業フェア」に出展|高齢社会で「見逃されがちな心臓×睡眠リスク」に向き合うために、私たちが展示で伝えたこと

2026年1月、ココロミルは「たま未来・産業フェア」に出展し、
在宅環境で心臓と睡眠の状態を可視化する新しい予防医療のアプローチを紹介しました。

この展示は、単なる新技術の紹介ではありません。
高齢化が進む中で、心疾患や睡眠時無呼吸症候群(SAS)といった“気づかれにくい健康リスク”に、どう向き合うべきかという社会的な問いを投げかける場でもありました。


なぜ「在宅」「睡眠中」に着目したのか

心疾患や脳卒中などの循環器系疾患は、
自覚症状が乏しいまま進行するケースも多く、
日中の短時間検査や定期健診だけでは兆候を捉えきれないことがあります。

一方で、

  • 通院や検査の負担
  • 結果を知ることへの不安
  • 「まだ大丈夫だろう」という心理

から、**「気になっていても検査に踏み出せない」**人が少なくありません。

こうした背景から、ココロミルでは
生活の延長である「自宅」「睡眠中」という環境下で、心臓や呼吸の状態を把握することに可能性を見出してきました。


心臓と睡眠を“同時に”見るというアプローチ

今回展示したのは、
小型のウェアラブル心電計を胸部に装着し、
日常生活の中で心臓の状態と睡眠・呼吸の状態を記録・可視化するデモ機です。

睡眠中の無呼吸や心拍の乱れ、自律神経の変化は、
心疾患や脳卒中、突然死のリスクを高めるサインになることが知られています。

こうした兆候は、
夜間や安静時にのみ現れることも多く、短時間の検査では見逃されがちです。
在宅・長時間という条件下でデータを取得することで、
これまで捉えきれなかったリスクへの「気づき」を得ることを目指しています。


「本人だけで完結しない健康管理」という視点

展示で特に反響が大きかったのが、
家族や身近な人が関わる前提で設計された健康管理の考え方です。

高齢者本人だけに負担をかけるのではなく、
配偶者や子どもが設定や記録の確認をサポートできる。
結果を共有し、必要に応じて医療機関への相談につなげられる。

在宅での心電図や睡眠の記録は、
単なる自己管理ではなく、
**家族が安心を共有する「家庭内ヘルスケア」**としての役割も担います。


「結果が怖い」気持ちに向き合う“安心設計”

健康データを数値で知ることは、
早期発見につながる一方で、
「結果を知るのが怖い」「生活が変わってしまうのでは」という不安も伴います。

ココロミルが大切にしているのは、

  • 問題がなければ「安心材料」として受け取れること
  • 必要な場合のみ、医療機関への受診を促す導線
  • 専門家による分かりやすい説明を前提とすること

不安を煽らず、行動につながる設計です。

今回の展示でも、
こうした考え方そのものを、技術とあわせて伝えました。


ココロミルの考える「医療共創」

ココロミルは、
当事者自身が医療の価値を体験し、その声が社会を動かす
そんな医療のあり方を目指しています。

今回の出展も、
単なる製品展示ではなく、
「予防と気づきをどう社会に広げていくか」を共に考える場でした。

地域をフィールドに、
生活に根ざした形で予防医療を実装していく。
その一歩として、この展示があります。


代表コメント

高齢化が進む中で、健康管理は本人だけで完結するものではなく、
家族や身近な人と支え合う形へと変わりつつあります。

日常の中で健康を把握することで、本人だけでなく家族にとっても
「安心材料」となるようなデータのあり方を模索しています。

地域を実証の場とし、現実的に使われる予防医療の形を検証していきたいと考えています。

― ココロミル 代表取締役社長 林 大貴


関連情報

「たま未来・産業フェア」


日時:
 2026年1月30日(金)10:00〜17:00
 2026年1月31日(土)10:00〜16:00

会場:東京たま未来メッセ(東京都八王子市明神町3-19-2)

入場料:無料(事前申込制)

主催:多摩イノベーションエコシステム実行委員会
(東京都、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会、(一社)首都圏産業活性化協会、(公財)東京都中小企業振興公社、(地独)東京都立産業技術研究センター)

昨年度来場者数:7,749人

※本取り組みの公式発表(プレスリリース原文)は、
ニュース配信として別途公開しています。