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2025年6月16日
臨床検査技師の立場から“病院とは違った医療の形”をココロミルで実現しています【社員インタビュー】
ココロミル株式会社/臨床検査技師(正社員)Mさん
入社4年目/30代
【choice】母と同じ道ではなく、“自分の医療の道”を選びました
私が検査技師を選んだ理由は、子どもの頃から母が看護師として働く姿をずっと見てきた影響が大きいです。
日々の出来事を話してくれる中で、「人の命に関わる仕事ってすごいな」「医療の現場って尊いな」と自然に感じるようになって、いつの間にか“医療の道に進みたい”と思うようになっていました。
でも、私は地方出身で、地元の病院は数が限られていました。
看護師になれば、母と同じ職場になる可能性が高かった。それに、母の知り合いもたくさん働いていたり、患者さんになる可能性もあるので、自分の働きぶりが「○○さんの娘」として見られるのも少し抵抗がありました。
でも、医療の仕事はしたい―そんな気持ちの中で出会ったのが臨床検査技師という職種でした。
検査技師は、血液、尿、細菌、心電図など、いろんな種類の検査ができます。最初に知ったときは、「こんなに幅広いんだ!」とワクワクしました。ただ単に“検査する人”ではなく、様々な知識をどんどん増やせるところに惹かれましたし、「これなら、自分らしい医療の形が見つかるかもしれない」と思って、検査技師になることを決意しました。
【change】自分の人生と向き合いライフスタイルも大切にした働き方へ
私はもともと大学病院で働いていました。やりがいは大きかった一方、夜勤もあり土日祝も出勤とフル稼働の日々でワークライフバランスは保ちにくい環境でした。
その中で、予定のあるなしに関わらず、将来の結婚や出産を考慮したときに「この働き方のままで大丈夫かな?」と考えを持つようになったんです。
まずは“働き方重視”で転職先を探したところ、検査センター、小規模クリニック、企業など色々出てきて、その中で分野違いでも「企業で働く魅力」を感じたのでチャレンジすることに。
そんな中で出会ったのが、ココロミルでした。
まず、ココロミルでは基本的に、完全個人裁量で働けて、残業もほぼなし。臨床検査技師であれば、正社員でも週2日は在宅勤務が可能です。土日祝もお休みなので、以前とは全く違う働き方になりました。業務委託の方はフルリモートですので、さらに働き方に幅が出ますよ。
経営層も働き方の点では理解があり、社員も同じような価値観や理解ある方が多いので、プライベートの充実や産前産後や育休取得なども安心して相談できると思います。
【anxiety】“企業で働く技師”に不安がなかったわけではありません
病院から一般企業しかもベンチャー企業への転職は、当初やはり不安でした。理由は、パソコンスキルやビジネスマナーはほぼ経験がなかったから。検査以外の仕事は、初めはとにかく見たり聞いたりでなんとかしました。
当社のバリューの1つに「恐れずに新しいことに挑戦し続けよう」というのがありますが、立ち上げフェーズだったこともあり、まさに「まず動いてみる」ことを実践した感じですね。
今では、資料作成や外部との打ち合わせなどもこなせるようになりました。ちなみに、今は少しずつ教育体制も整ってきていますので、これから入社される方は安心して入ってきてもらえたらと思います!
【interest】病院では得られなかった、“新しい知見”と“提案できる面白さ”
ココロミルでの仕事は、“臨床検査技師”という肩書きにとどまりません。
・資料作成や企画
・採用ブランディングの設計や外部コンサルとのやりとり
・ヘルスケアイベントでの一般の方との交流
など、医療の枠を超えた経験がたくさん積めます。
特に、医療従事者の道を選んだにも関わらず、ビジネススキルや医療以外の経験を積めるのは大変恵まれていると思います。
病院では検査するだけでしたが、例えばイベントで一般の方に直接お話を聞けると技師としての新しい知見につながります。また、「こんな検査があったらいいのに」と思ったら自分で提案して形にできる環境があるんです。それがとても面白いし、やりがいを感じています。
【achievement】技師の声からシステムが動く、“あの作業が自動化されるなんて!”
私たちの業務をもっとラクにしようと、エンジニアチームと一緒にシステム開発をしたことがありました。今まで感じていた「この作業、もっと効率よくできないのかな?」というストレスが、アプリで自動化されたときは本当に感動しました。自分たちの要望が通るうえ、形になるのはこんなに嬉しいんだなと!
技師視点の業務改善案をエンジニアの方々に相談させてもらったり、現場の声がすぐ反映されるのはベンチャーならではですね。
【mission】早期発見で“健康と思っていた人の命を救う”医療の形
私たちが目指しているのは、「自覚症状のない方達の心房細動を見つけ出すこと」です。
健康診断をきちんと毎年受けていた方であっても見逃されていた異常を、私たちが見つけられた。その人の命が助かった。
そんな事例も実際にあって、「検査の力で人を助けている」「命を救うことができる」ことを実感できる瞬間がたくさんあります。
これは、健康診断や人間ドックとは異なり、長時間の心電図を解析する「ホーム心臓ドック®」や「eclat」だからこそ発見できる当社の強みだと思います。
また、病院だとすでに病気の方やその兆候がある方の検査がメインですが、健康であると思い込んでいる人でもリスクは潜んでいます。そうした方々のために早期発見ができるのも病院とは違った新しいやりがいだと感じています。
【attractive】ビジネスに関わる実感!経営陣との近さも魅力
私が感じてる病院との大きな違いが、社長や経営層とダイレクトに話ができること。そして、ビジネス成長のフェーズに立ち会えること。
まず、開発のCTO(最高技術責任者)のそばで働けます。医療情報や心電図解析の開発経験や企業での責任者など経歴はもちろん、多方面で知識がすごい方なので、色々聞けてプラスアルファの話もキャッチアップできたりと面白いし勉強にもなります。
ほか、社長をはじめとする経営層との距離がとても近く、日々の業務の中でも気軽に会話したり、意見を交わすことができます。現場の気づきや「こんなことに挑戦してみたい」といった声も、直接打診できる風土があり、役職に関係なくフラットに話せる雰囲気は魅力ですね。
「こんなことやってみたい」が、「じゃあやってみよう」に変わる場所。
検査技師の私でも、会社やビジネスの一端を担っていると実感できる瞬間ですね。
【team】20~30代女性が中心のチーム。和気あいあいと協力しながら働いています
臨床検査技師のメンバーは、20~30代の女性が中心です。
私のように働きやすさから入ってくる方もいれば、当社の事業の面白さやビジョン共感でジョインしている方もいます。
私はココロミルの立ち上げからいて、4年目になりますが、他のメンバーは1~2年目が多く、和気あいあいとやっています。
社長が「うちの会社には優しい人が多い」とよく言っていますが、わからないことはすぐ聞けるし、忙しい中でも誰かが時間をとって答えてくれる。実際にジョインした皆さんもそうおっしゃいます。
事業が事業なだけに、人助けの意識が高い人が多いので、他のチームの方も優しい人が多いです。職種が違う他のチームとランチにいったり、会社の飲み会(会社負担)も月に1回開催されています。
そのときは、仕事以外の話でもすごく盛り上がりますし、各々が趣味、思い出話、恋愛、お子さんなどの話をしています。人間関係のストレスはまったくないですね。
ちなみに、飲み会は強制ではなく予定があれば来なくてもいいので安心してください(笑)!
【system】成長できる仕組みと、“見える化”された評価制度
臨床検査技師は、短い期間でもこなす量が多ければ成長速度は速い世界です。まさに経験あるのみ。
その経験でスキルに差が出やすい仕事だからこそ、解析件数や知識テストによるランク分けを導入し着実にスキルアップできる環境を整えています。
自分のスキルが数値で見えるので、成長の実感も得やすいと思います。今は人事評価制度も整備中で、目標をクリアすれば昇給にもつながります。
自分でもびっくりしていますが、「やった分だけちゃんと評価される環境」が、意外と大きなモチベーションになっています。
【vision】働く人が幸せに働ける環境を一緒に作っていきたい
臨床検査技師としては、人の命に関わるものなので責任やミスなく行うことは常に心がけています。それに加えて、今ココロミルが少しずつ有名になってきて、やるべきことも増えてきました。
だからこそ、一人ひとりが働きやすい環境を作りたい、もっと整えていきたいと思うようになりました。
私と同世代の方で言うと、年代的にも今後の人生やライフプランを考える人も多いと思います。自分自身含めジョインしてくれる人は、仕事もプライベートもどちらも大切にしてほしい。
医療従事者でありながら、それを実現できるのが、医療×ベンチャーというフィールドだと思います。
【message】チャレンジ精神がある人はぜひ挑戦してください
病院とは違う業務も多いけれど、それを楽しめる人、前向きなチャレンジ精神がある人にはピッタリの職場だと思います。
私自身も最初は不安でしたが、「やってみよう!」という気持ちを持ち続けたことで、今の自分があります。
私も、そんな想いを持った方と一緒にやっていきたいと思っていますし、チームワークの力でさらにたくさんの命を救っていけたらと思っています。
メンバーも新しい仲間が増えるのを楽しみにしていますので、ぜひ一度お話を聞きに来てください!
【schedule】ココロミルの臨床検査技師 一日のスケジュール
※在宅日は基本的に解析業務をメインで行います。出社している技師から連絡があった場合のみ社内対応を行います。
※出社時は、上記に加え来客対応や電話対応等基本的なオフィスワークも臨機応変に対応します。
※eclatの返却件数が多い時は、抽出作業を手伝うこともあります。
【executive】当社の解析品質を支える要。次は組織を導く存在へと期待しています。
弊社に入社してくれた最初の臨床検査技師として、これまで多くの患者様の心電図波形を丁寧に解析してくれています。
弊社のユーザーである医療機関様からも、「安心して任せられる」という嬉しいお言葉を頂いており、私たちが製品を安心して世の中に広めることができるのは、彼女を始めとした心電図解析部門のおかげです。
今後は、より多くの患者様の心電図を解析できる組織作りとメンバーの育成に注力してほしいと考えています。心電図解析部門を統括する立場へのステップアップ、期待大です!(取締役副社長-COO-髙橋雄太)
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