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2025年7月11日
大学病院の最前線から“医療を変える営業”へ—億単位の取引を経験した20代がベンチャーで医療の本質に挑む【社員インタビュー】
ココロミル株式会社/メディカルソリューション営業(正社員)Tさん
入社1年目/20代
【choice】医療現場の課題に向き合う、営業職としてのファーストキャリア
新卒で医療系専門商社に入社し、営業職として全国の病院やクリニックに向けて、幅広い医療製品を提案・販売してきました。医療現場のニーズをくみ取り、最適な製品やソリューションを提供するのが主な役割です。
まず地方の不整脈部門で2年間経験を積み、その後、東京の虚血部門に異動。地域クリニック中心の営業から、都内の大学病院を担当するチームに加わりました。
大学病院は血管内治療の全てを取り扱っていて、複数の診療科と取引があったため、心臓外科、脳外科、消化器、循環器内科など、そこで幅広い知識を身につけることができました。トータル4年半、業界トップクラスの商社で、大学病院を相手に億単位から十億円規模の案件も経験しました。
そんな私が医療分野に興味を持ったきっかけは、大学時代のプール監視員のアルバイト中に起きた出来事です。一度だけ、脳出血で溺れた方がいて、現場では最低限の対応はできたものの、多くのスタッフが動揺していました。そんな中、救急隊の方が「大丈夫だよ」と声をかけてくださり、その一言に強く安心させられました。それが、救急隊の方と同じこととまではいかなくても「文系の自分でも同じようなことができるのかな」と思い医療業界へ興味が沸いたきっかけでした。
【change】「突然死をなくしたい」—共鳴した想いと、縁を感じた出会い
私がココロミルに惹かれたのは、代表・林さんの「突然死を亡くしたい」という言葉に深く共感したからです。
実は前職で、私の教育担当だった先輩が突然亡くなり、大きなショックを受けました。彼に憧れて
いた部分もあり、お酒が好きな方だったのですが、私はコロナ禍での入社だったため一緒に飲む機会もなく、後悔も募りました。
そして、大学病院という場で急患を日常的に見ていた私でさえ、身近な人の死にはこんなにも心が揺さぶられるのかと、改めて気づかされました。
その経験を経て、日々の営業数字を追いかける中で、「もっと社会にインパクトを与えられる仕事がしたい」と考えるようになりました。メディカル領域にとどまらず、ヘルスケアや実証実験など広い分野にも挑戦したいという思いが強くなっていったのです。
そんな中、偶然目にしたYouTube番組で林さんのインタビュー動画を見て、ココロミルに興味を持ちました。「上場まで死ぬ気でついてきてほしい」という熱い言葉もあって、実はそれにもグッときました(笑)
それと、先輩が扱っていたのが、今ココロミルが展開している心電図機器だったという偶然もあり、少し縁も感じたんです。こうして応募に至りました。
【anxiety】転職は勢いでもいい。失敗してもいい。でもやらないよりずっといい。次は“自分を突き動かす場所”へ
転職に対する不安はほとんどありませんでした。
というのも、「やってみたい」という気持ちの方が圧倒的に強くて、1社目と比べても、すでに自分の中で気持ちが大きく傾いていたんです。
不安がゼロではありませんでしたが、そもそも「できないことばかりだろう、でもできるようになればいいや!」と思って飛び込んだので、「苦手なことも一生懸命取り組めばマイナスをゼロにはできる」「自分の得意を活かしながら、苦手はゼロに持っていけたらいい」と考えていました。
慎重さも大事ですが、挑戦にはある程度の勢いも必要ですし、自分自身が動かなければ何も変わらない。何より、ココロミルの理念や取り組みに本気で共感できたからこそ、不安よりも「やってみたい」が自然と勝っていたのだと思います。そういう意味では、あのとき一歩踏み出して本当によかったと感じています。
今この文章を読んで、「私も同じような気持ちかも」と思っている方がいたら、きっと合う会社なんじゃないかと思います。 迷っているなら、一歩踏み出してみてください。意外とその一歩が、思っている以上に自分を動かしてくれます。
【interest】営業だけど人と話すのは実は苦手。でも「アナライズ」が好きだから“ねらい目”を見つけるのは得意です
正直、自分は人と話すのが得意なタイプではないと思っています。でも、データから「ここがねらい目だ」と導くロジカルなKPI設計には自信がありました。営業ですが、人と話すより数字を見たり、そこからパターンを見つけたりする方が得意なんです。なので、目的さえ与えられれば、そこに向かって自分なりに設計して動いていける――そう思っていました。
実際に、現在は自分の“得意”を活かせるフィールドを任せてもらえています。たとえば、販売戦略やKOL戦略の設計では、集計フォーマットの構築、学会の先生方のターゲティング、重点診療科の選定といった中核業務を担当しています。ロジックを武器に試行錯誤を重ねる毎日は、自分にとって大きなやりがいです。
そして、それは大手企業であれば、中堅〜マネージャークラスの人が担うような業務です。スタートアップでは年次に関係なく挑戦できる。ワークフローづくりやツール導入も、部署をまたいで連携しながら「一緒にやりましょう!」と動ける。前職時代から「仕組みをつくる仕事がしたい」と思っていた自分にとって、本当に理想的な環境です。提案すれば即動けるスピード感もあり、「ベンチャーってこうだよな」とワクワクしています。
ちなみに、実際に入社して驚いたのは、やはり“インフラ”面。前職が大手だった分、スタートアップならではの未整備さに正直驚きました(笑)でも、それすら「整えていくフェーズに関われる面白さ」と感じられています。
今は、もっと数字を見える化する環境を整えていくことが、新たな目標です。
【achievement】働き方改革と医療の質向上に挑む、「eclat」営業の最前線
私が所属するメディカルソリューション部は、医療機関向けに日本初の使い切りホルター心電計「eclat(エクラ)」を提案・導入する営業部門です。
「24時間では発見できない不整脈を見つけたい」「機器の台数不足で患者さんを待たせてしまう」といった医療現場の課題に、eclatというソリューションを届けるのが私たちのミッション。
eclatは最大7日間の心電図計測が可能で、使い切りタイプなので管理や洗浄が不要。さらに、解析は当社の循環器内科医師と臨床検査技師が行い、レポート化までワンストップで提供します。
私達の営業は単なる「販売」ではありません。ドクターとの対話を通じて課題やニーズを把握し、時には販売代理店と連携しながら提案を行い、導入後は活用促進のサポートまで継続的に関わります。また、現場のフィードバックを社内の開発・技術チームに共有することで、eclatのプロダクト改善にも直接寄与できます。
このような製品と会社の特性が、医療従事者の業務負担軽減や医療機関の収益確保にもつながり、「働き方改革」と「医療の質向上」の両面で貢献できる素晴らしいプロダクト。そして大学病院や地域クリニック、健診機関など、さまざまな医療現場と向き合いながら、心電図検査の在り方を変えていく——そんな実感を持てるのが、このメディカルソリューション部の仕事です。
【mission】目標は「eclat」の全国的な導入。日本中を駆け巡るメディカル営業としての挑戦
今私が掲げている目標は、担当しているプロダクト「eclat」を全国に向けて販売すること。その実現に向けて、戦略的かつ多面的に営業活動に取り組んでいます。
その中で私の主な役割は、大きく2つあります。
ひとつは、販売店の立ち上げと関係構築。
契約などの初期交渉は上司である髙橋さんが進めてくださいますが、その後の実務としては、私が販売店のフォローアップを担当します。定期的な打ち合わせを通じて現場の動きを活性化させたり、販売促進に向けた戦略のコンサルティングや営業設計の提案も行います。
もうひとつは、個人としての営業活動。
全国各地の学会に足を運び、循環器内科の先生方と直接コンタクトを取ることで、販売店との橋渡しをしています。これは前職で築いた人脈があるからこそできること。「学会を使って営業できるのは自分の強み」と自負しています。
また、販売店と一緒に大学病院やクリニックを訪問し、製品説明や現場ニーズのヒアリング、検査数・治療数の増加につながる提案も日々行っています。例えば、クリニックで「ホルターをしたほうがいい患者さんがいるけれど、自院には循環器内科がない」といった課題があれば、eclatのように専門医でなくても使用できる機器としてご提案し、導入につなげます。
もちろん、どの医療機関もすぐに導入というわけではありませんが、多くの先生方が高い関心を持ってくださいます。ですので、初回の訪問で決まらなくても、そこから地道に関係を築き、信頼を重ねることで、最終的にお付き合いへと繋がるケースも少なくありません。
全国を飛び回る日々ですが、販売店・医療機関・学会、それぞれとの接点を大切にしながら、「eclatを通じて医療現場を変えていく」という使命感を持って営業に取り組んでいます。
【vision】成果の先にある“関わる人すべてが幸せになる営業”というビジョン
病院や医師が相手の営業は、医療という専門性の高い領域だけに難しさもありますが、それ以上に成果が出たときの喜びや手応えは大きいです。
自分が提案したホルター心電計「eclat」によって検査数が増え、より多くの患者さんの異常が見つかる――そんな未来を想像しながら仕事に取り組めることが、何より面白く、やりがいを感じる瞬間です。
そして今、自分が目指している営業のあり方は、「製品を売る」ことだけではありません。
医師や医療スタッフ、販売店、そして社内の仲間たちまで、関わるすべての人たちが気持ちよく働ける環境をつくり、より良い生活ができるように支えること。それこそが、自分が営業として果たせる大きな価値だと思っています。
今、特に意識しているのは、社内エンゲージメントの向上です。人それぞれ価値観や働き方は違いますが、「あるべきものを、あるべきかたちで整える」ことを大事にしつつ、より良い形に仕上げていく。
そのための私の役割は、成果を出して、組織全体が動きやすくなる流れをつくっていくこと。
もちろん、自分にも苦手なことはあります。たとえば事務処理などは正直得意とは言えません。でも、ボトルネックがあるなら必ず改善策もあると考え、どうすれば仕組みで解決できるかを常に模索しています。
実は、すでに前職での経験で一つ誇れる事例があります。
大学病院を担当していた頃、先輩営業が奥様の出産を機に育児との両立に悩んでいたことがありました。
そこで私は、当番制勤務の導入を会社に提案。結果としてその先輩は約1カ月間、家庭を最優先にした働き方が実現できました。こうした柔軟な提案を通じて、「皆にとってのベストな働き方」を追求していくのも、営業としての使命のひとつだと思っています。
ただ、そのときに感じたのは、「提案のロジックや説得力の大切さ」。今はそうした部分を上司である髙橋さんから学び、さらに成長していきたいと考えています。
そして代表の林さんの存在も大きいです。尊敬できるリーダーが明確なビジョンを掲げ、その中で自分も成長できる環境にいることに、日々感謝しています。
「会社のためになることに本気で取り組んでいけば、自分の夢もきっと並行して叶っていく」そんな信念を持って、これからも営業として邁進していきたいと思っています。
【team】役員と肩を並べて挑む、“攻め”の営業。若手でも事業のど真ん中で戦える環境とコアメンバーとしての醍醐味
副社長の髙橋さん、執行役員の戸田さんと一緒に事業を伸ばしているフェーズを一緒に駆け抜けることができるのは魅力的な環境です。
現在、私が所属する営業チームは3人編成なのでコアメンバーとしてコアな仕事を経験できます。役員のお二人と自分という環境をプレッシャーに感じつつも、それ以上に「自分にはまだまだ足りないことがたくさんある」と日々実感し、刺激と学びにあふれた環境に身を置けていることに感謝しています。
そして上司であるお二人は、心から尊敬できる存在です。
戸田さんは、5年、10年と着実に積み上げてきたスキルや知見がにじみ出ていて、その成長の過程や現在のスキルすべてを惜しみなく教えてくださる姿勢にいつも感動しています。現場での説得力や対応力、どれも学ぶことばかりです。
一方、髙橋さんは初対面の時から「この人は絶対に営業ができる!」と感じるような、明るくパワフルな存在。自分では手に入れられない営業力や人間的な魅力を持っていて、まさに“憧れと学び”の対象です。副社長という立場でありながら、相談にも明るく対応してくださり、同じ目線で意見交換もできるというフラットな関係性もとてもありがたく感じています。
そんなお二人と日々一緒に働けるこの環境は、営業として成長したい人にとってこれ以上ないチャンス。
このチームには、人のよさと実力の両方があります。仕事の厳しさとやりがい、その両方を本気で味わえるからこそ、自分も全力でチャレンジしようという気持ちになれています。
【system】「努力が見られている」実感。ベンチャーならではの“打席の多さ”と整った評価制度。成長が加速する環境。
今はマネージャー候補として、自分でもその意識を持って取り組んでいますし、会社からの期待も強く感じています。実際、入社半年で社内表彰をいただいたり、成果をしっかりと認めていただけたことは、自分の働きぶりを役員層の方々がきちんと見てくれていた証だと思っています。
こうしたスピーディな評価の背景には、「ベンチャーならではの環境」があります。少しジャンキーな言い方をすれば、「打席が回ってくるか」がすごく大事だと思っていて、ココロミルはその打席がどんどん回ってくる会社。これは間違いなくベンチャーらしさであり、同時にココロミルならではの魅力です。
代表の林さんをはじめ、「どんどん提案して!」という空気が社内に浸透していて、実際にフィードバックが入ることもありますが、屈せずに発信することを大切にしています。挑戦を歓迎するカルチャーと、しっかり見てもらえているという安心感があるから、前向きにチャレンジできる。そんな評価制度と社風だと思います。
【workstyle】プライベートも本気で楽しむ。“やるときはやる”が自分のスタイル
仕事はしっかり、でも趣味も妥協しないのがモットーです。営業としてやりがいのある日々を送りながら、週2回はボルダリングやクライミングの練習に行っています。
ここまでの話だと、仕事人間と思われるかもしれませんが、私はロッククライミングが専門で、アメリカや台湾にも登りに行ったことがあるほど、実は本気です(笑)
働き方や勤務時間に関しては、人によって裁量と目標で設定するものだと思うので、ゴリゴリやりたきゃやるし、仕事とプライベートでメリハリを付ける人もいれば、ご家庭がある方もいるのでそこは基本的には個人によるものだと思います。
私は目標から逆算して働くタイプですが、営業職ということもあり裁量を持って動ける場面が多くあります。もちろん、労働時間の管理や法令遵守は徹底していますが、その中で自分なりに最大限コミットしており、今はできることに全力で取り組んでいます。仕事が本当に楽しいと感じていますが、一方で、趣味の時間も大切にしたいので、そのための時間もしっかりと調整しています!
【message】“自分の足で進める環境” “でも一人にはさせない” まずは自分の可能性を信じて一歩を踏み出してみてください。
私がココロミルで日々実感しているのは、「自ら動ける人」にとって、この環境は本当に楽しいということです。
最初から完璧である必要はありません。失敗しても、トライ&エラーと振り返りを積み重ねていけば、ちゃんと結果はついてきますし、あなた自身が“自走しよう”という気持ちを持ってさえいれば、僕たちが責任を持ってチームで必ず育て上げます。
ココロミルは、社長をはじめ、周囲の仕事や想いをきちんと理解しようとする文化がある会社です。eclatの営業を通じて会社の成長に貢献する一方で、働く一人ひとりが「仕事と幸せな付き合い方」を見つけていけるような環境づくりにも本気で向き合っています。
「死ぬ気でついてきてほしい、僕も一緒に走るから」——これは代表の林さんの言葉です。体育会系のノリではなく、本気で並走してくれる人がいるという意味です。だからこそ、ここで採用されたなら、自分の可能性を信じて一歩を踏み出してほしい。
未経験でも大丈夫。僕も本気でサポートします。一緒に走りましょう!
【schedule】ココロミルの営業 一日のスケジュール
【executive】医療の未来に挑む姿勢が組織を前進させ、個人の想いが社会を動かす力になる。
彼と初めて会って話した時のことを今でも覚えています。「医療業界で働いてきた中で感じた歪さを正していきたい」と。
どういうことか深堀していくと、彼は真っ直ぐな目で「健康上の問題で、叶えたい夢があっても途中で諦めざるを得ない人をたくさん見てきた、叶えたい夢がある人を応援できる存在になりたい」と強い意志に裏付けされた言葉を紡いでくれました。
医療業界にいるにも関わらず、身近な人を突然死で亡くしてしまった悲しい経験。ココロミルでは、そんな経験をする人を一人でも多く減らせることができると確信して、弊社に参画してくれました。
今は、営業メンバーとして、医療機関への提案はもちろん、担当エリアの販売店の営業実績を最大化するために、共闘活動を力強く推進してくれています。特に、販売店との共闘活動はマネジメント要素が多分にあり、前職では経験のない業務とのことでしたが、それを感じさせないほど、担当エリアにおけるココロミルの存在感を「数字」という成果で示してくれています。
今後は、彼と志を同じくするメンバーを統括する立場を担ってほしいと考えています。自身の知識や経験を元にマネジメントに注力し、ココロミル全体の営業活動を最大化できる存在になってくれると信じています!(取締役副社長-COO-髙橋雄太)
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