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お知らせ
2025年9月25日
公務員からベンチャー営業へ。行政の現場で磨いた「社会を動かす力」で、医療の常識を変える挑戦を
株式会社ココロミル/ヘルスケア事業開発・ソリューション営業(正社員)Yさん
入社1年目/30代
【career】子どもたちの今と未来に向き合った日々—命と向き合う原体験
私のファーストキャリアは、群馬県庁での8年半。それまではサッカー漬けの人生で大学もスポーツ推薦で進学しましたが、「地元が好き」「広く社会を知れる」という理由で、大学3年から公務員を目指しました。毎日16〜18時間、人生で一番勉強したのはその時ですね。
新卒で配属されたのは児童相談所でした。判断一つで子どもたちの将来が左右される、非常に重たい現場です。保護者、市町村や学校、弁護士との連携、自分が主催する会議での意思決定—すべてが子どもの「生きる」に直結していました。
「今この瞬間も、誰かの命の岐路に関わっている」常にそんな実感とともに働いていました。
子どもたちの未来や生きることが、常にそばにある環境だったんです。
この原体験は、今ココロミルで「突然死を減らす」「命を救う選択肢を届ける」仕事をしている自分の根底に、間違いなく息づいています。
【choice】制度と現場のあいだに立ち、20年後に意味のある仕事を選び続けてきた
その後も、豚コレラ対策や福祉領域など、さまざまな領域で県の政策に携わりましたが、どの部署に配属されても
・今やることはただの対処ではなく、“20年後にも”意味があることか?
・机上の空論よりも、現場の声に耳を傾け、“現場発”の政策を実行できているか?
・自分のやることは、社会を少しでも前に進めらるか?
ということを大事にし、優先してきました。
例えば、心に残っている仕事の1つに障害福祉を担当していた時の話があります。
私は従来の手話研修に限界を感じ、現場の声をすくい上げ、高校の聾学校と連携してYouTube活用を始めました。最終的には知事の記者会見にまで発展したのですが、何よりも私の異動後も高校生たちが自発的に活動を続けていると聞いたときは、本当に嬉しかったです。
こうした考え方は私の働き方の原点となっており、今ココロミルでも生きています。
【anxiety】やるからには、自分が“変化を起こす側”に立つ覚悟で飛び込んだ
大阪に常駐していた頃、関西のスタートアップを群馬県の行政課題とマッチングさせるという新たな企業誘致スキームを自ら企画しました。政策の“枠組み”そのものを作る挑戦でもあると同時に、営業的な動きやスタートアップとの連携が楽しく、“前例のない挑戦”を自分の裁量で進められる環境に強く惹かれました。
そんなタイミングで、出会ったのがココロミル。
「ホーム心臓ドック®」という製品が、まさに「突然死を防ぐ」ための社会実装型プロダクトだと知り、「これは自分が人生をかけて広げていきたい」と本気で思いました。
もちろん不安もありました。けれど、それ以上に「変わりたい」「社会を動かす側に立ちたい」という思いが強かった。これまで自分が自治体側から見てきた各企業の中でも、とりわけココロミルは“医療の本質を変えようとしている”側だったからです。
その後、社長の林さんや、副社長の高橋さんと話す中で、民間と行政の視点を両方持つ自分だからこそ、貢献できる領域があると確信できたんです。
【mission】“医療が届いていない人たち”に、最適な手段で届けるのが自分のミッション
現在は、「ホーム心臓ドック®」シリーズのtoB/toG向け販売戦略全般を主に担当しています。
職種でいうと、「ソリューション営業」や「事業開発(ビジネスディベロップメント)」に近いポジションです。
とはいえ、単なる“営業”や“企画職”では収まりきらないのが、この仕事の面白さ。私自身は、以下の3つの領域を軸に動いていますが、扱う業界も相手も、アプローチする手法も多種多様です。
- toB:企業の福利厚生や健康経営への導入提案
- toG:自治体との共創プロジェクトの立ち上げと制度実装
- ソリューション提案:民間企業・健保組合・行政・スポーツチームなど多様な相手の課題を、制度や仕組みごと設計して解決
その他、「ホーム心臓ドック®」シリーズは、もともとtoC向けプロダクトなので、toCへのマーケティングにも関わっています。
共通しているのは、目の前の課題の本質を見抜き、ココロミルのプロダクトでどう解決できるかを考えること。ときには制度や組織構造にまで踏み込んで、提案から仕組み化まで手がけます。
「製品を売るのではなく、“命を守る仕組み”を社会に実装していく。」
それが私の役割だと思っています。
最終的には、ココロミルのサービスを全国の企業や自治体に届けて、予防医療が当たり前の世界にしたい。その先に「一人でも多くの命を救う」というビジョンがある。この挑戦は、まさに自分の生き方と重なっていて、本気でやりがいを感じています。
【achievement】自治体との共創プロジェクトを0→1で立ち上げ、継続実装へ
ココロミルで幅広く挑戦させてもらう中で、自分の得意領域としてはやはり「自治体」や「行政」があげられます。
公務員として、行政の現場と制度の課題のあいだに立ってきた経験があるからこそ、自治体目線で会話できるのは自分の強みです。
今は経験を活かし、自治体に様々な企画をプレゼンし、共創プロジェクトを0→1で立ち上げ、継続的に運用できる形にまでつなげていく―そんな「社会実装」の一連を担うことが多くなってきました。
実際、これまでに10以上の自治体で、「ホーム心臓ドックpro」を活用した共創プロジェクトを主導しています。
たとえば、
- 心疾患×睡眠リスクに同時アプローチする在宅型医療の社会実装
- 行政と連携した医療費削減・健康寿命延伸の共創モデル構築
- 介護職員のWell-being向上を支援するストレス可視化事業
などの脈で、医療×行政の連携による予防医療モデルを構築しています。
プロジェクトごとに、地域課題も関わるプレイヤーも異なりますが、その地域の制度や医療インフラのすき間に、どんなソリューションが届くのか考え、地域職員や関係機関と一緒に“動かせる仕組み”をつくっています。
今後は、こうした取り組みを横展開し、全国の自治体で“突然死ゼロ”を支えるインフラとして予防医療が根づいていくよう、仕組みを社会に実装していくのが目標。行政の論理と、民間のスピード。その両方を知っているからこそ、今このポジションで社会を動かしていく手応えを強く感じています。
【interest】社会課題を読み解き、医療プロダクトで解決する“仕組みの営業”
行政以外の領域だと、プロスポーツチームのメディカルチェックに「ホーム心臓ドックpro」を導入してもらい、選手の心電図や睡眠、ストレスを解析。健康リスクを可視化し、パフォーマンス管理をサポートしています。
そのほか、地域薬局や商業施設と連携した健康増進イベントを実施。住民向けに心疾患リスクを体験的に知る場を提供し、医療アクセスの格差や受診のハードルの解決にも取り組んでいます。
そして今後、特に注力していきたいのがtoBでの導入です。
今年の健康経営EXPOでは、大規模なブース出展を行い、数多くの企業担当者と接点を持つことができました。突然死リスクや従業員の未病への不安など、リアルな声を数多く聞くことができ、企業側の課題とニーズをより立体的に捉える機会にもなりました。
業種によっては突然死リスクが高いことは分かっていますが、実際にある企業で「ホーム心臓ドック®pro」を導入したところ、受診者の50%に何らかのリスクが見つかったという結果も出ています。
だからこそ、企業が「検査を習慣にする」インフラの起点となることは、社会にとって大きな意味を持ちます。従業員が日常的に心臓の状態を知り、自分自身の健康に向き合うことができれば、それは働く人の命を守る仕組みになるはずです。
【attractive】課題の数だけ、ソリューションの設計があり、すべての経験が“武器”になる
仕事の魅力はいくつもありますが、例えば、自治体のヘルスケア1つとっても、医療フィールドの課題、病院が少ないこと、循環器死亡が多いことなどで課題解決ソリューションや企画も変わってきます。
また、大枠で言うと、今世の中にない「カルチャーから作らなきゃいけない」という挑戦は、ハードルが高いですがすごく楽しいですし、「新しいけど当たり前」の世界を作っていく楽しさも感じています。全国の人にココロミルを手に取って使ってもらう世界を作っているってすごくやりがいがありますね。
そして、「ホーム心臓ドック®」はまだPoCの段階なので、自分の知見や経験がなんでも活かせるし、その中で、当社の確かなサービスをどう届けるか?100%集中してコミットできてるのも楽しいです。
また、ベンチャーならではの正解が分からないまま動いて、どこに商機があるのかを探りながらやらなければならないシーンもあり、大変ですが最高にシビれます(笑)
ただ、正直ヘルスケアの事業部は人手が足りないので、この先はチーム戦でスピードアップしていきたいと思っています。 一緒にやっていただける方を絶賛募集中です。 私がロールモデルというよりは、私のココロミルでの活動をご自身のキャリアで横展開してぜひ想像してみてください!
【team】得意を掛け算して戦う、異能チームの掛け合い!社長直下のスピード感と、信頼されて動ける楽しさ
「ホーム心臓ドック®」に関わるヘルスケアチームは、異なるキャリアやスキルを持つメンバーがそれぞれの強みを活かしてマーケティングや営業活動に携わっています。
それぞれ得意なチャネルがあり、それが相乗効果に。私は今は林さんとペアで動くことが多いですが、社長直下なので決断や決裁が速いというのはすごく良い環境です。また、林さんは社員を尊重してくれる人なので、主体的に動けるのも林さんと組んでる面白さだと思っています。
一方で、1人ポジションなのは視野が広がりきらないので難しさでもあり課題だと思っています。「どう売り上げを出していくのか」は私の1番の課題で、焦りもあります。目先の成果は昔も今もこれからも私の課題です。
ただ、今はメンバーや外部コンサルの方にもアドバイスいただいており、学びも多いです。マーケティングについては経験不足なので、一緒にやらせてもらうようになり、売上コミットの考え方もすごいし、今までは成功事例を横展開する時も言葉だけで戦おうとしていましたが、データや事例をもって戦うのが適切だし、アイデアにも繋がりやすいのだと学びました。毎日、刺激的ですね。
私のテーマである、「20年先も繋がる動きなのか」その仕組み作りが、最近分かってきたました。
あと、チームでいうと、私は実は上司から褒められるのは好きじゃないんです。前回の全社総会でCOO賞をいただいたのですが、それまで基準に達してなかったということになるから、実はバリュー賞のほうが欲しかったんです。バリュー賞はチームや仲間が選んでくれる賞。上司よりも一緒に働く人からの評価が嬉しいタイプです。(笑)
【vision】ココロミルの挑戦に自分の人生を重ねて。いずれは自分が愛する街を、もっと良くしたい。
この会社で見据えてることは、1つはIPOまで社長と副社長を支えられるような人材になること。
行政経験もあり、IPOも経験したは稀有な存在。今現時点でも唯一無二のキャリアと言えるかもしれませんが、それを磨いて会社の成長にコミットしていくのは面白そうだと思っています。
そして、将来的には、今住んでいる街で市政などに関わりたいと考えています。「自分が住んでいる街をよくしたい」という思いはずっとあります。今は妻の実家のそばに住んでるのですが、縁があって巡り合った土地。私も大事にしたいと思っています。
【message】「社会を変える営業」——そんな言葉にワクワクする人、待ってます
ココロミルは、答えのない課題に挑む会社です。
だからこそ、「自分で考えて、自分で動く人」にとっては、こんなに自由で、本質的で、やりがいのある環境はないと思います。
私自身、公務員からの転職は未知の世界でしたが、「やってみたい」という気持ちが勝ちました。
結果として今、自分の力で社会課題を動かせることに心から誇りを感じています。
もし今、あなたが「自分のこんな経験は活かせるのではないか?」と思うものがあったり、「もっと大きな視点で社会に関わりたい」と感じていたら、ぜひ一度話してみませんか?
一緒に、日本の医療を“未来基準”に変えていきましょう。
【schedule】ココロミルの営業 一日のスケジュール
coming soom!
【executive】“仕組みで命を守る”その姿勢が、組織の挑戦に火を灯す。
彼は、行政出身という珍しいバックグラウンドを持ちつつ、児童虐待から医療現場の“現実”に真正面から向き合ってきた人です。制度の隙間で救えなかった命がある。その経験があるからこそ、「行政と民間の架け橋として、仕組みごと社会を変えていく」——そんな難しくて泥臭いチャレンジに、本気で向き合える稀有な存在です。
今では自治体との共創プロジェクトを全国で立ち上げ、実証だけで終わらない“継続実装”までをやり切る、ココロミルの“社会実装のフロントランナー”として活躍してくれています。
もちろん、前例のない道を切り拓くには、不安や葛藤も多いと思います。それでも迷いながらも必ず一歩を踏み出し、泥臭く走り、周囲を巻き込んで道をつくっていく。その姿に、私自身も幾度となく背中を押されてきました。
彼の挑戦はまだ始まったばかりです。これから仲間が増え、チームが組成されていくなかで、彼の原体験から生まれた志が、より多くの人に火を灯していく——そう確信しています。(代表取締役 – 林 大貴)
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